傀儡 blog

傀儡さんのオカルトブログ

一番最初の恐怖体験

 

当時小学校二年生。仲良のいいオカルト好きな男子2人と3人でよく遊んでいた。

その日はめっちゃ晴れていた。三上くんが、

 

新しく建った家が近くにあるんだけど、家の中に入れるからそこで遊ぼうぜ!!

 

ということで(いい子は真似しないでね)、3人で恐る恐る扉に手をかけると開く。マジかよあいてるよ!みたいなノリで入っていった。

 

靴を抜いで上がると内装はほぼ終わってる状態。吹き抜けになってる箇所があり、二階へは螺旋階段になって上がるようになっている。

当時は、おしゃれー❤️なんて思っていた。

二階に行こうぜ!と言われたが私は誰かに見つかったら逃げられないじゃん!と思い、一階で待つ。

2人が二階から降りてきて3人で一階で輪になって怖い話をしていた。

お天気もいいので窓からは眩しいほどの日差しが入っているので怖くはない。

怖い話も終わり3人で座って他愛もない話をしていたら部屋の一角の障子がずーーーっと開いて外が見えた。

誰も触っていないのは一目瞭然。

開いた先に見える景色も隣の家との間の塀が見える。外は、ガンガン晴れている。その障子の向こうのガラス戸は開いていたのかは覚えていない。

一瞬3人が、固まった。

誰も触ってないよね?みたいな目配せの後に3人ともダッシュで玄関から飛び出して二度とその家には行かなかった。

逃げた後も3人して、あれはなんだったんだ!誰が開けたんだ!?お前が(三上が)いたずらしたんじゃないか?!あの時何か見えたか?とか散々話したけど、誰も何も見てないし、結局風で開いたのかもねと謎の納得をして帰った。

その後その新築の家に行こうという奴は居なかったし、もちろんその家の前も通るのをやめたのは言うまでもない。

 

今思えば、何よりもまず新築の家に勝手に入っていってた自分たちが怖いけれども…

あれはなんだったのか、ガラス戸が実は空いていて、子供たちが入っているのに気づいた近所の大人が驚かせようとしたのかもしれない。

今となっては謎のままだが…