傀儡 blog

傀儡さんのオカルトブログ

引越し先の金縛り後のその家では…

小学校3年で転校してから初めての金縛りの後(初めての金縛り参照)、忘れた頃に金縛りにあったりするくらいで、怖かったけど解けたらなんてことないので気にはしていなかった。というか皆様ご存知のとおり食い気味なので、おおー❤️ってなっていたわけです。

引越し先の家は、父の会社の独身寮(40人弱)の寮長一家としての住まいだったので寮の中に我が家の居住スペースがあったという感じ。

トイレは共同トイレでだいぶ離れたところにあったのが嫌だった。冬は寒いし夏は暑い。

外に一回出て離れになっている、うちだけが使う風呂があった。

外に出ないといけないのが本当に嫌だったし、一人で行かず、弟と一緒に入ったり、それなりに大きくなってからは一人で鍵をかけて入っていた。

独身のあんちゃんしか居ないので子供ながらに楽しかったけど、アパートが家の中にある感じで、とても不思議な造りだった。

 

学校が終わって帰ると、宿題はみんなが出入りする玄関から丸見えの部屋でやっていた。

だから誰かが帰ってくるとおかえりー!って声をかけていたし、寮の電話が鳴ると出なくてはいけなかったので、誰宛にかかってきた電話かメモして放送マイクでアナウンスしたり。たまに鍵を忘れた人や、何か用事があるあんちゃん達がノックして用件を聞く。そんな感じの生活だった。

 

玄関の扉は大きくて重い。誰かが帰って来たら絶対わかる音。玄関脇には住人の下駄箱があるので帰ってきたあんちゃん達はスリッパに履きかえる訳です。

あ、誰か帰って来たなと思って玄関を向くと誰もいない。気のせいか…

下駄箱の開け閉めの音がする。やっぱり誰かいるかと思って見るけど誰もいない。

は?と思って玄関が全部見える所まで行くが誰もいない。

はて?と思っても気にせずまた部屋のテーブルで宿題をこなす。

こんな事は、一回や二回どころじゃなかった。親にも話したが相手にされなかった。

あと、子供ながらにどうしても苦手だったA棟の2階への階段。そこは気味が悪くてトイレに行くときにも見えるから見ないようにして、走り抜けたりしていた。

ある日私が最初に金縛りにあった部屋でテレビを見ていたらテレビの向こうの窓ガラスの向こうを人が通って行った。

そんな所通るのは誰もいないのですぐ窓を開けたが誰もいない。(通ることは出来るけどそこを通る人はいない。)

あれ!?と思いつつ窓を閉めて部屋に戻って来たおかんに、さっきこっち通った?と聞いたが、そんな所通らないわよ。と言われる。

泥棒だったら怖いなーと思ってさっきのことを話したらおかんが確認しに回って来たが誰もいないし足跡もないと。(コンクリではなく土の庭だったので。)へぇー見間違いかー。で済ませていたが…。人だったとしても怖いよね。

私が小6の頃におかんに一度、A棟の階段とこなんか気持ち悪くね?と聞いた事がある。

その時おかんが、あんたもそう思う?!って言っていた。怖いこと言わないでーって言われて、それ以上は何も聞かず何も言わずにその話は終わった。

 

あの建物、もう一度いろいろ確認したいなという気持ちもあったけど、今はもう違う建物が建ってしまっているので何も確認はできませんがね…。

 

まだ私も子供だったので、真相はなにもわからないままですが…

 

ちゃんちゃん🎶